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野口久光×渡辺貞夫 写真展 “まなざしの先に” -時空を超えたフォトセッション-開催

渡辺貞夫野口久光

日本のグラフィックデザイン界の草分け的な存在で、1950年代の映画黄金期に1000枚を超える名作ポスターを手掛けた野口久光氏(1909~1994)と、独自のスタイルで世界的に活躍している日本を代表するジャズ音楽家の渡辺貞夫氏によるフォトセッション(写真展)が開催される。同氏は同郷であり、野口氏がジャズ評論家の第一人者でもあったことから、年齢差を超えて音楽に対する真摯な姿勢や人間性で互いに終生変わらない友情と尊敬の念を持ち続けていた。そして共通の趣味はプロも称賛する腕前の「写真」。

今展では、野口氏は1956年のパリなどを、渡辺氏は1970年代を中心とするアフリカなどで撮影した写真約80点が展観される。

野口久光【略歴】

1909年 栃木県宇都宮市に生まれる
1933年 東京美術学校(現・東京藝術大学)工芸部図案科卒業、卒業制作7点買上げ
欧州映画の輸入配給を手掛ける東和商事に入社、名作映画ポスターを制作
1942年 映画臨戦体制により東和商事解散のため中華電影へ転出、上海へ渡る
1951年 東和映画の宣伝部へ入社、欧州映画黄金時代の傑作ポスターを数多く制作(1970年に退社)、音楽評論
にも健筆をふるい、ジャズ、ミュージカルについても第一人者として活躍
1978年 紫綬褒章受章
1983年 勲四等・旭日小綬章受章
日米ジャズ、ミュージカルの橋渡し役の貢献からニュー・オリンズ名誉市民に選ばれる
1994年 没 享年84歳

 

渡辺貞夫【略歴】

1933年 2月1日 栃木県宇都宮市に生まれる
1951年 高校卒業後上京、アルトサックスに変更し本格的に音楽活動を始める
1962年 米国ボストン・バークリー音楽院に留学
ゲイリー・マクファーランド、チコ・ハミルトンのバンド・メンバーとして米国ツアーに参加
1965年 帰国後、日本のジャズ界に新風をもたらし、国内外での演奏活動、アルバム制作を精力的に行う
ブラジル音楽を取り上げ、ボサノバ・ブーム到来
1978年 『カリフォルニア・シャワー』の大ヒットにより、ジャズが幅広い層に支持される
1980年 「渡辺貞夫リサイタル・アット武道館」を開催し3万人を動員
米国の大手レコード会社CBSと契約。本格的な海外進出を果たす
1983年 WEA移籍後、アルバムはビルボード誌の全米ジャズチャート上位に度々ランキングされ、「サダオ・ワ
タナベ」の名を世界中に知らしめる
2005年 愛知万博「愛・地球博」政府出展事業の総合監督を務め、世界の子ども達400人が集う「Share the
World Concert」をプロデュース。長年の活動に対し旭日小綬章受章
現在も国内外での公演、アルバム制作、写真集出版、写真展、被災地支援、チャリティ公演、後進の育成など多岐にわたる活動を続ける。生涯現役プレイヤーのその姿は世界中の老若男女に勇気と感動を与えている。
◇ 最新アルバム 『Re-Bop The Night』『Love Songs』 http://www.sadao.com/