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おしゃれなカフェはジャズ喫茶!インスタ映えもできるおすすめ人気スポットを紹介

ジャズ喫茶

こんにちは!最近は夏に近づき、暑くなってきましたね。

暑くなっているのは気温だけではありません、ジャズ業界も今密かに人気急上昇しています!

こんにちは。Jazz2.0編集部の番場です。

「普段よりちょっとおしゃれな喫茶店に行きたい」

「インスタ映えするカフェを楽しみたい」

そんなあなたへ向けて、ジャズ喫茶をおすすめしたいです。

ということで、今回は魅力的なのに意外と知られていないジャズ喫茶について紹介します。

ジャズ喫茶とは

ジャズ喫茶とは、

「ジャズを聞きながら飲食を楽しむ喫茶店。生演奏のできるスペースを備える店もある。(goo国語辞典)」

とあります。

「個人ではなかなか揃えることのできない音響機材」

「手に入れるのが難しい名盤レコードがずらりと並んだ棚」

「薄暗い店内に暖かい色の照明」

ジャズを楽しむために用意された、最高に居心地の良い環境で音楽を楽しめるのがジャズ喫茶の一番の魅力です。

お客さんからのリクエストのアルバムをかけてくれるお店もあるので、自分のお気に入りのアルバムを最高の環境で楽しむこともできます。

マスターの選んだ曲や、他のお客さんのリクエスト曲を聴いて、新しい発見やアルバムとの出会いがあるのも魅力の一つです。

また、古くからのジャズファンや常連さんがマスターと会話しているのを聴いたり、場合によっては話しかけてみたりしてもおもしろいかもしれません。

ジャズ喫茶は、ジャズを楽しむための最高の環境を求めてファンが集まってくる”秘密の場所”のようなところなのです。

ジャズ喫茶の歴史

日本初のジャズ喫茶

ジャズ喫茶がいつできたのかは諸説ありますが、一般的には1929年(昭和4年)に本郷にできたブラックバードというお店が最初といわれています。

日本でできた初めてのジャズのプロバンドができたのが1923年と言われているので、日本にジャズが伝わってきてまだ間もない頃からジャズ喫茶があったようです。

ただ、当時は「ジャズ喫茶」という言葉自体がそれほど浸透していなかったようで、表の看板は「純喫茶」だとか、「喫茶店」とだけ書いてあって、なかに入るとジャズのレコードを流している、というようなお店がほとんどだったようです。

敵国の音楽ジャズ

1940年代になると第二次世界大戦が始まり、敵国アメリカの音楽であるジャズは内務省から禁止令が出されてしまいました。

ジャズを聴きながらダンスを踊るためのダンスホールは閉鎖され、ジャズの演奏の禁止、ジャズのレコードの没収と徹底的に弾圧されていきました。

もちろんジャズ喫茶も営業を続けることはできませんでした。

ジャズの再興

1940年代後半、戦争が終結すると、それまで禁止されていたアメリカの文化が一気に日本に入ってきました。

ジャズもアメリカ音楽文化として再び輸入されて、日本は空前のジャズブームとなりました。

一時期は、アメリカのポップスを全部ジャズと呼んでしまうほど、ジャズが大衆に広がりました。

日本人ジャズアーティストのライブも大人気で、チケットが料金が2、3倍になって出回るほどでしたが、本場アメリカから来日するアーティストのライブとなると大変な騒ぎでした。

当然、その演奏を聴くことができるのは都市にすむお金持ちだけです。

当時は、レコードの値段も高くて、今のお金の価値でいうと5、6万円に換算されるほどでした。

そのため、一般の人がジャズを聴くには、ラジオで流れてくるもの聴くしかありませんでした。

ジャズ喫茶の厳しいルール

そんな時代だったからこそ、コーヒー1杯100円で生演奏のようなジャズが聴ける「ジャズ喫茶」が大流行したのです。

ジャズに魅入られた若者がこぞってジャズ喫茶に入り浸り、ライブを聴いているかのように真剣に音楽を聴いていました。

そんなピリッとした空気のなか、お客さん同士でおしゃべりしていたりなんかすると「うるさいぞ」「なんだと?」というケンカが頻繁に起こりました。

ケンカをせずにみんながジャズを楽しめるよう、ジャズ喫茶に「会話厳禁」という厳しいルールが生まれました。

一般の人でも気軽にジャズが聴けるようになってくると、「会話厳禁」のルールも無くなっていき、今では全国に3、4軒にしか残っていません。

村上春樹とジャズ喫茶

村上春樹といえば、「ノルウェイの森」「羊をめぐる冒険」などの作品を残し、”ハルキスト”と呼ばれる数多くのファンがいる人気小説家ですが、村上春樹は相当なジャズ好きとしても有名です。

大学在学中、大学にはほとんど行かずに、新宿のレコード屋でアルバイトをしながら歌舞伎町のジャズ喫茶に通っていたそうです。

その後も、水道橋のスウィングというジャズ喫茶の従業員として働いてお金をためて、自分のジャズ喫茶ピーターキャットをオープンしました。

ピーターキャットでは、昼はジャズ喫茶、夜はジャズバー、週末は生演奏もやっていました。

村上春樹は、ピーターキャットの営業後に、テーブルに向かって執筆作業をしていたようです。

おすすめのジャズ喫茶

大阪・京都・神戸エリア

【大阪】ジャズ喫茶サブ

ジャズ喫茶サブは、ジャズベーシストであり音楽プロモーターでもある西山満さんが1970年に創業した小さなお店です。
プロのジャズミュージシャンによる本格的な生演奏や、アナログレコードを気軽に楽しめるお店になっています。
創業から数多くのミュージシャンを輩出していて、今でも数多くのミュージシャンが活動の拠点にしている「大阪ジャズ界のメッカ」です。

大阪市 JAZZ ライブ 谷町九丁目サブ
谷町九丁目サブ subjazzcafe ニューヨークと谷町を繋ぐ大阪ジャズ文化の中心、プロによる本格的なジャズライブを気軽な雰囲気で。店内リニューアルし朝から楽しめるカフェ。subjazzcafe

【京都】JAZZ SPOT YAMATOYA

JAZZ SPOT YAMATOYAは1970年に創業された老舗ジャズ喫茶です。
2013年にリニューアルされて新しくなっています。
こだわりのオーディオで極上のジャズが聴けて、不定期で生演奏ライブも開催しています。
五木寛之の小説「燃える秋」にも登場するお店です。

jazz spot YAMATOYA

【京都】LUSH LIFE

1966年にSugerHillとしてオープンし、McCall’s(マッコールス)、LUSH LIFEと2度改名をして、現在の名前になりました。
壁一面にジャズのレコードが並んでいて、店内はいつも常連客で賑わっています。

『LUSHLIFE』COFFEE AND JAZZSHOP

【京都】Jazz HANAYA

京都 東山・Jazz HANAYA | JBLが聴ける店・Sound of JBL | JBL by HARMAN

明治の末期1912年に建てた町家を改築して、2005年11月25日にオープンしたお店です。
こだわりのオーディオはマスターの結婚祝い金で購入した当時の最上位機材。何度も試行錯誤を重ねて最高の音質になるよう微調整されています。
ジャズに人生を捧げたマスターの思いが込められた名店です。

京都・東山・Jazz HANAYA | JBLが聴ける店
JBLサウンドを体感できるお店を紹介する連載企画『JBLが聴ける店』。「4320」ならではの心地よい音が響くくつろぎの空間「Jazz HANAYA」が登場!

【神戸】ジャズ喫茶JAMJAM

JAMJAMは、阪神淡路大震災を乗り越え、2000年に再オープンしたジャズ喫茶です。
店内はリスニング席と会話席(全席禁煙)に分かれており、約5,000枚のレコードの中から、マスターが厳選したジャズを楽しむことができます。
コーヒーを飲みながら気軽にジャズを楽しめる、あたたかいお店です。

JamJam - jazz & cafe
神戸元町のジャズ喫茶

【神戸】M&M

M&Mは、たくさんの常連客に愛された無口でかっこいいママがお亡くなりになり、お客さんであった現マスターが後を継いで営業しているジャズ喫茶です。
50’s60’sのModernJazzを中心としたジャズを、こだわりの音質と大きめの音量で聴くことができます。

東京、神奈川エリア

【東京・四谷】いーぐる

いーぐるは、1967年から続く老舗ジャズ喫茶です。
日本のジャズの歴史と伝統が詰まっており、開店から午後6時まではコーヒーを飲みながら静かにジャズを聴く時間、6時以降はお酒を飲みながらジャズについて語り合う時間となっています。
店内にはマスターの書いたジャズ関連書籍や雑誌などが取り揃えてあり、「ジャズの図書館」のようにして楽しむことができます。

ジャズ喫茶 いーぐる

【東京・新宿】DUG

1961年にオープンしたDIGは、レコードやオーディオの品質にこだわり、ジャズを楽しむ最高の環境として当時の大人気店でした。
その魂を引き継いだお店が現在のDUGです。
劇作家や小説家、評論家、映画関係者などが訪れ、いろいろなカルチャーの中心地として栄えました。村上春樹の小説「ノルウェイの森」にもDUGの記述があります。

Jazz Cafe Bar DUG ジャズカフェ&バー ダグ (東京 新宿)

【東京・白山】JAZZ喫茶 映画館

映画館は、知る人ぞ知るジャズ喫茶の名店です。
昭和の情緒を残したままの店内は、まるでタイムスリップしたかのような空間です。
ノスタルジックな雰囲気に包まれながら上質な音響でジャズが楽しめます。

JAZZ 喫茶『映画館』

【東京・高田馬場】マイルストーン


マイルストーンは、1976年に創業し、40年以上続く老舗ジャズ喫茶です。
多くのジャズファンに愛されてきた名店でしたが、令和元年7月31日に惜しまれながらも閉店しました。

高田馬場の老舗ジャズ喫茶 マイルストーン
マイルストーンは、東京高田馬場にある老舗ジャズ喫茶です。こだわりのオーディオから流れる心地よい音楽を聴きながら、ゆったりとした空間で憩いのひと時をお過ごしください。お出ししているコーヒーも自家焙煎で、こだわりたっぷり。気軽にお越しください。

【東京・吉祥寺】音吉!MEG

2018年に改名して「音吉!MEG」に代替わりした吉祥寺のジャズ喫茶です。
アナログはさることながら、CD、ハイレゾ音源にもこだわり抜いた、アンティークさと新しさを兼ね備えたジャズ喫茶です。
昼間はジャズ喫茶として上質な音源を、夜はライブハウスとしてプロのジャズミュージシャンによる生演奏が楽しめます。

【横浜・野毛】ちぐさ

ちぐさは、1933年から続く老舗中の老舗です。
1945年の横浜大空襲で店舗と6,000 枚のレコードをすべて焼失し一度は閉店したものの、マスターのジャズに対する情熱と、ちぐさを愛する人たちの協力で復活しました。
若き日の秋吉敏子、渡辺貞夫、日野皓正らも通っていたという伝説のお店です。

【横浜・野毛】ダウンビート

ダウンビートは終戦後、駐日米軍がジャズを聴きにやってきて賑わっていたという歴史あるジャズ喫茶です。
店内に飾られた絵がたばこのヤニで燻されているのもまた味があります。
「この曲なんていう曲ですか」と聞けば優しく教えてくれるような、アットホームで誰もが自由にジャズを楽しめるお店です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

自分としっかり向き合ったり、大切な方と過ごしたりするために、ジャズ喫茶に訪ねてみてはいかがでしょうか?

普段よりちょっとおしゃれをしたかったり、本格的なジャズレコードを聴きたかったりしたら、ぜひジャズ喫茶に訪ねてみてはいかがでしょうか?