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「ザ・ロスト・アルバム」Amazonランキング大賞で年間1位

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(画像:Amazon引用)

 

Amazonランキング大賞2018 ジャズ・フュージョン部門において、ジョン・コルトレーン未発表作品「ザ・ロスト・アルバム」が年間1位に輝いた。

 

録音から55年を経た「ザ・ロスト・アルバム」は、2018年6月29日(金)に世界同時発売された。メンバーはマッコイ・タイナー(p)、ジミー・ギャリソン(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)という、”黄金のカルテット”と呼ばれた伝説のグループだ。

1963年3月6日、ニュージャージー州イングルウッドクリフにあるヴァン・ゲルダー・スタジオにて行った公式スタジオ・セッションの音源が収録されている。

録音されたマスターテープは、インパルス・レーベルが管理していたが、コルトレーンの死後、レーベルの親会社であるABCレコードがロサンゼルスへ本社を移し、インパルス・レーベルが管理していたマスターテープもすべて、ロサンゼルスの本社にある保管施設に移された。

しかし、ABCレコードは、保管費用の削減のため、非常に多くのマスターテープが廃棄された。そんな中に今回も未発表セッションのマスターも含まれていたとのこと。

だが、コルトレーンは習慣として、録音セッションを終える度に、毎回テープをエンジニアから受け取り、家に持ち帰って演奏を再チェックしていた。当時コルトレーンは、こうしたテープの一部を自身の手元に置き、一部は当時の妻に預けていたという。

 

時は流れ、2005年。

 

NYマンハッタンでジャズ・ミュージシャンの遺品を中心とするオークションが開催され、遺族からの出品予定品目の中に、、テープの存在が明らかになった。

それを受け、遺族間でアルバム発売に向けての協議がスタート。その後プロジェクトが折れかかっていたが、昨年再び動き始め、テープの発見から13年の歳月を経て、ようやく今回世に出ることになった。

 

発売と同時に、日米のiTunes Storeのジャズ・アルバム・チャートでは1位を獲得。

全米アルバム・チャートで初登場21位にランクイン。エド・シーランやドレイクなどとも肩を並べたほどで、世界的にも大反響を起こし、日本をはじめ、オーストリア、イタリア、イギリス、フランス、ドイツ、他10ヶ国以上で総合チャートトップ20入りを果たした。