【ミュージックFM】中高生で流行ってる違法アプリ?代わりに使えるおすすめ音楽アプリも紹介

「ミュージックFMって違法なの?逮捕や罰金もあるの?」
「なんで中高生の間で流行ってるの?」

みなさんは「ミュージックFM」というアプリをご存知でしょうか。

「ミュージックFM」は、無料で音楽が聴き放題のアプリで、2020年10月6日現在、Apple Storeからは削除されているアプリです。

Apple Storeでは、「ミュージックFM」という名前ではなく、「ミュージックBOX」「ミュージックRFM」などの類似アプリが点在している状況で、どのアプリも中高生を中心に人気アプリとなっています。

Google Playでは「ミュージックFM」という名前のアプリがいくつかあります。

というわけでこんにちは!
Jazz2.0編集部の濱田です。

濱田
ミュージックFMというアプリは復活と削除を繰り返しているアプリで、ズバリ違法アプリです。
今回はそんな中高生に人気が高まっているミュージックFMの情報をまとめてみました。

というわけで、今回はアプリの違法性や経緯、代わりに使える音楽アプリなど、「ミュージックFM」の実態に迫ろうと思います。

それでは参りましょう!

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ミュージックFMとは?中高生で流行っている理由

ミュージックFMは、無料で音楽を聴くことができる海外製のアプリです。
流行りの曲を含む多くの楽曲をオフライン再生、ダウンロードして聴くことができます。

CNET Japanとテスティーの 「音楽」に関する調査によると、調査当時、10代の人が普段音楽をスマートフォンで聴くときに使うアプリとして、YouTubeが約6割ミュージックFM(ミュージックBOX)が約4割と回答しました。

CNET Japanとテスティーの 「音楽」に関する調査(2018年1月)https://japan.cnet.com/article/35113431/

また、アプリ紹介サービス「Appliv」によるアンケート調査によると、15歳から19歳までの男女の77.5%がミュージックFMを知っていると回答しました。

なぜ中高生に人気なのか、実際に「Appliv」の調査では、ミュージックFMを使ったことがある人にミュージックFMを使う理由を尋ねると「無料だから」と回答した人が74.7%でした。
CNET Japanとテスティーの 「音楽」に関する調査によると、逆に楽曲課金や月額課金サービスの10代の利用率は1割前後と低く、YoutubeやミュージックFMなどといった無料の音楽アプリのニーズが高いことがわかります。

また、ギガ消費しないのも中高生に人気の理由で、楽曲をダウンロードすることで、通信料を使わずにオフライン再生できます。
それ以外にも、バックグラウンド再生もできたり、自分だけのプレイリストを作れたりと、無料なのにも関わらず機能性の良さが中高生に人気な理由だと分析できます。

削除された?どれが本物?

ミュージックFMと言っても、いろんな類似アプリがあります。
現在(2020/10/13)、本物と呼ばれるミュージックFMはiTunes Store削除されており、類似アプリが点在している状況です。

それぞれのアプリの共通する特徴として、

  • 無料で音楽を聴ける
  • 通信容量を低ギガで楽しむことができる
  • プレイリストやバックグランド再生など高機能
  • 広告が多い

ことが挙げられます。

しかし、これらのアプリも楽曲をダウンロードすることができる場合は、違法アプリである可能性が非常に高いです。

ミュージックFMは違法なの?

ミュージックFMにアップロードされている楽曲をダウンロードする行為は違法になります。

個人的に利用する目的であっても、「海賊版」について、それが販売または有料配信されている音楽や映像であることと、違法配信されたものであることの両方を知りながら、自分のパソコンなどに録音または録画(ダウンロード)した場合には、刑罰として、「2年以下の懲役または200万円以下の罰金(またはその両方)」が科されることになりました。

政府広報オンラインhttps://www.gov-online.go.jp/useful/article/200908/2.html

通常の音楽アプリの場合、アプリを出している会社が楽曲などの音源を流す権利を買ってアップロードするという形をとっています。

しかし、ミュージックFMは、権利を買わずに違法にダウンロードした音源をアップロードし、それを海外のサーバーなどを使って巧みに審査を通っており、事実上このアプリは著作権侵害している違法アプリと言われています。

またこうしたアプリは、違法行為を行うリスクを伴うだけでなく、SNSやメールアドレス、IPアドレスなど、様々な個人情報が盗まれる恐れがあり、それによって迷惑メールが届いたり、他のサービスに勝手に登録されていたりといった危険性を孕んでいます。
過去にも、違法音楽アプリの使用で、刑事事件に発展しているケースもあるため、使用はおすすめできません。

2020年著作権法改正について

https://www.noinfringingapp.jp/

2020年10月1日から施行された改正著作権法によって、違法の音楽アプリの運営者は5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金が課されるようになりました。
これに伴って、日本レコード協会は、特設サイト「あの音楽アプリは、もう違法。」を開設しました。

規制強化によって、今後Music FMのような違法アプリは使用できなくなる可能性が高いです。
今までは、App Storeによせられた削除依頼に基づいてアプリが規制されていたのに対し、この改正法によってアプリの運営者は刑事罰の対象となりました。

① リーチサイト対策【第113条第2項~第4項,第119条第2項第4号・第5号,第120条の2第3号等関係】

侵害コンテンツへのリンク情報等を集約してユーザーを侵害コンテンツに誘導する「リーチサイト」や「リーチアプリ」を規制するものです。
具体的には,悪質なリーチサイト・リーチアプリを「公衆を侵害著作物等に殊更に誘導するもの」及び「主として公衆による侵害著作物等の利用のために用いられるもの」として規定した上で,リーチサイト運営行為及びリーチアプリ提供行為を刑事罰(5年以下の懲役等:親告罪)の対象とするとともに,リーチサイト・リーチアプリにおいて侵害コンテンツへのリンク等を提供する行為を,著作権等を侵害する行為とみなし,民事措置及び刑事罰(3年以下の懲役等:親告罪)の対象としています。

文化庁 令和2年通常国会 著作権法改正について https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/r02_hokaisei/ より

なんでApp Storeでダウンロードできないのか

(2020/10/6現在、「ミュージックFM」という名前のアプリはApp storeから削除されています。)

App Storeでアプリを掲載するためには、App Storeのガイドラインにある「安全性」、「パフォーマンス」、「ビジネス」、「デザイン」、「法的事項」の5つの項目の審査に通らなければいけません。

当然、違法性のあるミュージックFMは審査に合格するはずはありません。
それに、仮に審査に通ったとしても、ユーザーや損害を被る組織から削除の依頼があることは間違いありません。

しかし、App StoreとGoogle Playとでは、アプリ配信の仕組みが大きく異なります。

Googleが提供するアプリ配信サービスであるGoogle playは、ユーザーからの削除依頼があると、Googleによる調査があって削除されます。

しかしApp Storeの場合は、削除依頼があると、そのユーザーとアプリを配信している会社とのメールのやりとりが行われます。
メールのやりとりやAppleによる調査を経てはじめてアプリが削除されるため、削除依頼から削除までに1ヶ月ほどかかるようです。

しかし、ミュージックFMは、その期間のうちに名前やアイコンを変えただけのアプリを掲載することによって数年に渡ってApp Storeに残り続けていました。

それに対し、日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽出版社協会、日本音楽制作者連盟および、AWA、KKBOX Japan、LINE MUSIC、楽天が連名でApp storeの審査強化を訴えました。
その結果、現在ではミュージックFMのような違法音楽アプリはApp Storeに掲載されなくなりました

一方で、Google Playでは、配信と削除を繰り返しながらもミュージックFMという名前でアプリがいまだ存在しています。

クリップボックスは違法ではないけど・・・

中高生で流行っているアプリとして、クリップボックスというアプリがあります。

このアプリは、Youtubeの動画や音声をダウンロードしオフラインで楽しめたり、スマホに保存したりできることが中高生に人気の理由であると言われています。
しかし、Youtubeの動画や音声を許可なくダウンロードすることは、もちろん違法行為です。

クリップボックスの正しい使い方はこちらの記事で解説しています。

代わりに使える音楽アプリ

コスパよく好きな曲を手軽に楽しみたいという方むけに、ミュージックFMの代わりになる合法でおすすめの音楽アプリを紹介します。

無料トライアル期間もあり、広告なしで国内外問わず多くの楽曲を楽しむことができるので、おすすめの音楽アプリです。
プライム会員であれば「Amazon Music Unlimited」、アップル製品を使っている方は「Apple Music」などがおすすめです。

どれも無料期間中にキャンセルすることができるので、お財布の心配は要りません。

音楽アプリ月額料金配信楽曲数無料プラン
Amazon Music Unlimited980円(個人)
480円(学生)
780円(Prime会員)
1480円(ファミリー)
約6500万曲
Apple Music980円(個人)
480円(学生)
1480円(ファミリー)
約6000万曲×
Spotify980円(個人)
480円(学生)
1480円(ファミリー)
約5000万曲
LINE MUSIC980円(個人)
480円(学生)
1400円(ファミリー
約6600万曲
YouTube MusiciPhone: 1280円
Android: 980円
(個人)
iPhone: 1950円
Android: 1480円
(ファミリー)
未公開
AWA960円(個人)
270円(アーティストプラン)
480円(学生)
約7000万曲
KKBOX980円(個人)約5000万曲
RecMusic980円(個人)未公開
楽天ミュージック980円(スタンダードプラン)
500円(ライトプラン)
未公開
ひかりtvミュージック980円(個人)
1480円(ファミリー)
約1000万曲×
music.jp550円(500コース)
1100円(1000コース)
1958円(テレビコース)
約800万曲
dヒッツ500円(個人)
300円(dヒッツ)
未公開×
うたパス300円(ベーシック)
500円(Myうたプラス)
約500万曲
mora qualitas1980円未公開×

Amazon Music Unlimited

Amazon Music Unlimitedの特徴は、

  • Amazonサービスとの相性の良さ
  • Amazon Music HDの超高音質
  • 楽曲の圧倒的な配信数

です。

Amazon Music Unlimitedは、Amazon Prime会員には料金に割引があったり、Amazon Echoで音楽を聴くことができたり、Amazonサービスとの相性がいいです。
楽曲をダウンロードしておけば、オフラインでも再生することができます。
また、自分だけのプレイリストを作ったり、他の人が作ったプレイリストをフォローしたりすることができます。
配信楽曲数も6,500万曲以上と、数ある音楽アプリの中でも多くの配信数を誇ります。

濱田
実際に、Amazon Musicを使っていますが、非常におすすめできる音楽アプリです!

Amazon Music HDのプランに登録すると、月額料金は高くなってしましますが、通常の音楽アプリの10倍以上の音質で音楽を聴くことができます。
普段からAmazonサービスをよく利用する人や、音質にとことんこだわりたい人にはAmazon Music Unlimitedがおすすめです。

Amazon Music Unlimitedは3ヶ月間0円キャンペーンをやっています!
乗り換えるなら今がチャンスです!

Apple Music

Apple Musicの特徴は、

Apple製品との相性のよさ
好きな曲を集めていくことができるライブラリ機能

です。

なんといっても、Apple Musicは、iPhoneやMac、Apple WatchなどのApple製品との相性が抜群です。
クラウドでアカウントを管理しているので、楽曲やプレイリスト等を複数のデバイスで共有することができます。

また、CDをインポートしたり、好きな楽曲をライブラリに追加したりしていくことで、自分の好きな曲を集めていくことができます。
集めた曲は、ダウンロードしてオフラインで再生することもできますし、オリジナルのプレイリストを作ったり、友達にシェアしたりすることもできます。

洋楽のラインナップが豊富ということもApple Musicの特徴のひとつです。
以前は邦楽のラインナップが多くないと言われていましたが、現在は邦楽のラインナップも全く問題なく楽しめます。
Apple Music限定で先行配信される楽曲や、Apple Music限定のライブ音源シリーズ、楽曲に合わせて歌詞を表示させる機能など、Apple Musicならではのサービスもあります。
Apple製品をよく使う人や、好きな曲を集めてオフラインでも楽しみたいという人には、Apple Musicがおすすめです。

YouTube Music

YouTube Musicの特徴は、

配信されている楽曲の数が豊富
無料でも十分楽しめる

です。

YouTube Musicは、専用に配信されている楽曲以外にも、Youtube上のMVを音声だけ再生することができます。
それによって、他の音楽アプリではあり得ないほどの楽曲数の多さ、幅広さを誇ります。

また、最新も楽曲もYoutubeにMVが公開されるとすぐに聴くことができます。

YoutubeはGoogleが運営しているため、検索機能のAIが非常に優秀です。
Google検索のように、曖昧な検索ワードでも楽曲にたどり着くことができます。
Youtube Musicはもちろん、Youtube上で視聴した動画の履歴からも、おすすめの楽曲を提案することができるので、おすすめの精度が高いです。

YouTube Musicは無料プランでも十分楽しめます。
有料プランとの大きな違いは、Youtubeのような短い広告が入るのと、バックグラウンド再生ができないことです。

無料で好きな曲を好きなときに聴けるので、ミュージックFMの代わりとして十分使えるアプリです。

Spotify

Spotifyの特徴は

無料で使える高機能
豊富なプレイリスト

です。

バックグラウンド再生もできて、再生回数や再生時間に制限がなく、一曲フルで聴ける上に、高音質も担保されています。
有料版にすると、再生時に広告が入りません。
無料版はアルバムのシャッフル再生のみですが、有料版は好きな曲を選択して再生可能することが可能となり、スキップの制限もなくなります。

また、有料版になると、最高音質で楽しめるようになる上、有料版は曲をダウンロードして、オフラインで再生可能となります。
さらに、Spotifyには、AI学習の機能もあり、あなたが聴いた音楽を学習し、自分好みの新しい音楽が詰まったプレイリストを毎週まとめてくれます。

無料版だと、アルバムやプレイリストのシャッフル再生しかできないですが、バックグラウンド再生ができるので、ミュージックFMの代わりとして使えます。

LINE MUSIC

LINE MUSICの特徴は、

  • LINEのプロフィールやトークルームのBGMに設定できる。

です。

ラインのトークルームにBGMを設定することで、友達と好きな曲を共有することができます。
ラインのプロフィールに好きな曲を設定しておけば、意外なところで同じ趣味の友達に気が付くことがあるかもしれません。
また、好きな曲をダウンロードしておけばオフライン再生ができますし、自分だけのプレイリストが作れる機能もあります。
ジャンルから曲を聞いたり、歌詞を表示したり、基本的な機能もちゃんとそろっています。

ラインのプロフィールや着信音、トークのBGMに好きな曲を設定したいという人には、LINE MUSICがおすすめです。

その他

他にも、無料で使える音楽アプリをまとめた記事があるので、詳しく知りたい人はそちらもご覧ください。

違法音楽アプリでアーティストを殺す!?

自分が聴いている音楽がアーティストに還元される仕組みである著作権。
その権利を無承諾で使用している違法な音楽アプリは、アーティストに報酬が還元されません。

また、新型コロナウイルス感染症によって、メジャーアーティストでさえも音楽活動を継続することが死活問題であることを公表しています。

こうしたことから、合法の音楽アプリを使おうといった風潮が生まれつつも、便利さや機能性を重視した違法アプリを使うユーザーが減らないのも現状です。

まとめ

いかがだったでしょうか。
ミュージックFMの違法性について知らずに使っていた人も多かったのではないでしょうか。

違法アプリは、個人情報が流出して大量の迷惑メールが届いたり、勝手にアプリやサービスに登録されていたりと、自分自身に危険が及びます。

大好きだったミュージシャンの音楽を違法で聴いていたということがないように、決められたルールの中で、音楽を楽しめるよう工夫してみましょう。

また、Jazz2.0ではジャズについて広く発信しています!

もし興味を持っていただけた方はこちらの記事も是非読んでみてください!

以上、Jazz2.0編集部の濱田でした!

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