レコードの良さってなに?レコードを聴いてみよう!

「レコードの良さってなに?」

配信アプリで手軽に音楽を聴くことができるのに、わざわざレコードで聴くなんてわからないという方もいるかと思います。

というわけでこんにちは!

Jazz2.0編集部の濱田です。

濱田
日本レコード協会によると、2019年まで6年連続でレコードの生産金額の増加、国際会計事務所のデロイトによると世界でのアナログレコードの年間売上枚数は今年4,000万枚で、2000年以降でも初となる市場規模になり得るなど、今レコードは大きな注目を集めています。

さらにソニーが29年ぶりにアナログレコードの生産を復活したり、最近のアーティストでも、あえてレコード盤も出す人が増えてきていたり、若い世代でレコードを注目する動きがあったりと、レコードの人気はうなぎのぼりです。

実はなんと私も先日、レコードを購入しました。

そして、わかったんです。

レコードの良さは、レコードでしか体験することができない音楽体験があると!

そんな私が感じたレコードの良さや、レコードに興味があるといった方に向けて、今回はレコードの魅力をたっぷりご紹介します。

もちろん、レコードにはレコードならではのデメリットもありますので、合わせてご紹介できればと思います。

それでは参りましょう!

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レコードの良さは独特な音楽体験

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「レコードにハマっている人なんて、オーディオマニアの世界だけでしょ?」

と思われるかもしれませんが、実は最近レコードの当時を知らない若い世代で人気が広がっているんです。

Business Insider Japanによると、中古レコード店の客層の「半数が10代から20代」とのことで、音楽を無料で聴く方法を知っている若い世代が、なぜお金を払ってまでレコードを買うのか、私も20代なので、実際に体験したり、周りの同世代のレコード好きを調査したりしてみました。

ズバリ!
レコードを買う行為は、音楽というコンテンツにお金を払っているというわけではなく、音楽を聴く体験(自己投資に近い)にお金を払っているということがわかりました。

独特な音楽体験とは

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まず、レコードを聴くためには、レコードプレーヤー、針(カートリッジ)、フォノイコライザー(フォノイコ)、アンプ、スピーカーなどといった機器が必要になります。

そして、いざ音楽を聴くという時には、レコードや針を傷めないようにデリケートに扱ったり、A面が終わったあとにはB面に裏返したりと、手間がかかります。

こうした行為をテキスト化してしまうと、一見面倒臭そうに感じてしまうかもしれません。

しかし、これら一つ一つの作業にワクワク感が伴います。

針を盤に乗せる時、A面が終わったあとに裏返す時ののワクワク感は、レコードならではの演出です。

昔はレコードで音楽を聴くことが当たり前だったそうですが、私の世代を含めた10代20代はそんな世界を知らず、むしろ全く新しい体験で、ワクワクドキドキが詰まっていました。

さらに聴こえてくる音楽はどれもレコードならではの高音質

また、ジャケットを眺めながら音楽を聴くことができるのも、レコードならではの体験です。

こうした一連の体験がパッケージとして、レコードの音楽体験の魅力を引き立てます。

レコードならではの音の良さ

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CDや配信サービスなどの音楽データは、アナログの振動をデジタル化してから記録しています。

例えば、CDでは人間が聴き取れる周波数である20Hz~20,000Hzの間の音だけを取り出しデジタル処理して記録しています。

一方、レコードはアナログで記録しているため、20,000Hz以上の音やデジタル処理で埋もれてしまうような音もしっかり記録されます。

また、CDは信号強度をそのままのレベルで録音していますが、レコードの録音では高音域ほど大きな信号となるように補正して録音されています。
そのため、SN比が良い歪率が有利などといったレコードならではのメリットがあります。

さらに再生環境によって、レコードの音質は変化していきます。

例えば、アンプやスピーカーを変えるだけで音のキャラクターが変化し、また違った音楽の聴き方を追求することができます。

また、レコードならではのノイズ(レコードノイズ)や、音の豊さなど、アナログ故に楽しめる音の要素が多く含まれているのが、レコードならではの音の良さと言えるでしょう。

こうしたレコードならではの音の良さは、感覚的なものとして、より深い音楽体験を楽しむことができます

インテリアとしてもかっこいい

レコードは通常LPレコードと呼ばれていて、直径30センチほどの大きさがあります。

その大きさに描かれているジャケットは、強烈な存在感があり、アート代わりに飾れるインテリアアイテムとしても十分に楽しめます。

また、レコードがくるくる回っているだけでも、部屋全体が温かく包み込まれるような雰囲気を感じます。

また、ジャケットを見ながらレコードで再生した高音質な音楽を楽しむことができるのも、レコードの魅力です。

ジャケットの存在感は、コレクター魂をくすぐるので、中毒にならないよう気を付けたいところですね。

レコードのデメリット

費用が高い

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まず、レコードを聴くために揃えないといけないアイテムがあります。

それが、レコードプレーヤー、カートリッジ、フォノイコライザーアンプ、アンプ、スピーカーです。

これらが揃って初めてレコードを聴くことができます。

しかし、まず揃える時点でかなりの出費が見込まれます。

また、レコード一枚買う値段もCDや配信などに比べると高いです。

これらの経費を計算すると、レコードプレーヤー(約1万円〜)、スピーカー、アンプ(約2万~)、レコード一枚(約1000円〜)カートリッジ、フォノイコライザーアンプ

最低でも任天堂スイッチか、プレステ4くらいの値段がかかってしまいます。

またレコードは消耗品でもあるため、プラス維持費もかかります。

手間がかかる

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レコードのA面B面を変えたり、曲をスキップしたりする際には、必ずレコードの針を手動で操作しなければなりません。

また、レコードへの静電気や汚れ、傷、指紋などが原因で、音質が劣化したり、ノイズが入ってしまったりというのも、レコードの欠点と言えるでしょう。

そのため、レコードの掃除、そして保管場所に注意したりしないといけません。

レコードはCDなどに比べてサイズも大きいので、保管場所を確保しづらいと少し苦労してしまうかもしれません。

こうした手間を楽しむのもレコードの魅力ですが、デメリットと紙一重であることも忘れてはいけません。

まとめ

最近のレコードブームは、音楽産業において”消費”する時代から”体験”する時代へと変わってきている流れから生まれたブームであると感じています。

というのも、2020年は新型コロナウイルスの流行により、ライブ音楽シーンというのが一時的に止まっていますが、それでも一般社団法人コンサートプロモーターズによると、ライブ市場はここ10年で約3倍ほどにまで成長した様子がうかがえるからです。

ライブ・コンサートという音楽体験に価値が移行している流れの中で、CDやストリーミングといったツールで音楽そのものを”消費”するのではなく、音楽を”体験”することに価値を見出し、レコードというデバイスがトレンドになりつつあり、この流れはしばらく続くことが予測できます。

この記事をきっかけに、ぜひレコードに興味を持っていただけると嬉しいです。

それでは!

Jazz2.0の濱田でした。

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